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最新!!台湾との国際結婚事情



先日、友人が台湾人女性と結婚しましたが、こういうカップル、すなわち、日本人と台湾人のカップルが、最近注目されています。


その理由には、日本から台湾を見たイメージが上げられ、以下のようになります。

1.基本的に、台湾人は親日である。
2.儒教が浸透しているので、年長者を敬う。
3.家族を大事にする。


台湾人は、大きく分けて、歴史的に本省人と外省人とになりますが、もちろんアジア人であり、同じ極東の人間であり、日本人に親近感が生まれるのは、当然のことと言えます。


また、台湾人男性が、日本人妻を求めるのは、昔ながらの大和撫子のイメージを重ねているからとも言われています。
ある口コミサイトおいて、台湾人女性は優しいが、自己主張が強く、日本人女性なら夫に従順、との先のイメージを補完するような、台湾人男性のコメントがありました。


ある種の思い込みだとしても、こういうイメージが浸透していることは、事実なのかもしれません。


ところで、日本人と台湾人の夫婦から体験談を聞くと、一番の悩みに挙げられることは、多くが、台湾側の親の干渉、になります。

この理由として、最も考えられているのが、台湾の先祖崇拝です。


皆さんの中には、柳田國男の名をご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、彼が著作で記述したように、かつての日本においても、先祖崇拝は、当然のように、信仰されていました。現在では、盆暮の帰省にその名残が見られますが、現代においては、台湾の方が、その信仰の名残が、強いとも言えます。


端的に言えば、先祖崇拝は、自分の先祖を敬い、その派生から親も大切にし、引いては、子は親に従うもの、という考え方に繋がります。


そのため、先祖崇拝の名残が色濃い台湾において、親の干渉が強いということも、納得できる理由の一つになるでしょう。


そういう考えが根強いため、もちろん台湾側の親たちは相手側の親も尊重してくれますが、例えば、台湾に住むか日本に住むかで、親の意見によって、かなりややこしくなる状況が生まれる場合もあるようです。


また、仮に離婚になった場合、日台の法律に違いがあり、台湾の法律では、両親が離婚した場合、その子供は父親に引き取られることになっています。日本の場合は、両親が離婚しても、必ずどちらかに、という規定はなく、社会的習慣のように、多くの場合、母親が引き取っています。
こういう点も、国際結婚のカルチャーショック、とも言えるでしょう。


アメリカなどでは、結婚前に婚前契約を結び、離婚した場合の財産分与などをあらかじめ、公証人などの前で、契約として取り交わします。


ここまでしなくても、と長年日本に暮らす筆者は思いますが、ことわざに、備えあれば憂いなし、とあるように、結婚前に、あらかじめお互いのプラス面およびマイナス面を知っておくことは、その後の結婚生活にとって、無駄にはならないでしょう。


最後に、台湾に在住している日本人配偶者の数が、どれくらいになっているかと、昨年8月末時点で、日本人配偶者の総数が2447人、そのうち男性が、1141人、女性が1306人となっています。


一見して明らかですが、台湾に在住する日本人配偶者において、男女比に大きな差がないということができます。


例えば、この場合の日本をベトナム、インドネシア、タイ、フィリピンに当てはめてみると、男性配偶者数が非常に少なく、女性配偶者数が極端に多くなっています。
この理由として、結婚のために、台湾にやって来る人は、結婚仲介業者によって紹介された女性が多い、ということです。


また、台湾人と中国人のカップルも、非常に多いです。
日本や上記で述べた出身国の人も含めた、台湾での国際結婚の統計を見ると、台湾人と中国人のカップルが、全体の3分の2を占めています。
しかし、日本人との組み合わせのように、配偶者の男女比に差がない、とは言えません。
ベトナム等と同様、台湾人男性と中国人女性の組み合わせが、多くを占めています。


ノッツェ